paris留学のこと 2017.01.16
古いパソコンを処分するにあたって
昔の写真とか整理していたら もちろんのことですがパリ留学時代の写真が発掘されるわけでして・・・
ちょっと、面白いと思うのでブログに書こうかなと思います。
ちょうど10年前だな〜
1ユーロ170円台の恐ろしい 笑 時でした。
貯金全額を使っての留学。
予定よりお金がかかるのは当然で 超貧乏生活を余儀なくされました 泣
メークの学校はランチタイムには学校の中で過ごせません。
盗難があるから 笑笑
物騒ね〜
なので近所のカフェやらで食べたり・・・なんですが
私は節約のためにおにぎりやサンドウィッチ作って
持ち込み飲食です笑
↑ランチ時に1000円使える裕福な人たち 笑
嘘! 持ち込み飲食の私なのに(良い子はマネしないでね)一緒にいてくれた優しいクラスメイトです 笑
いろんな国からパリに勉強に来ていました。
学校では
こういうベーシックなメイクはもちろんですが
パリの学校では「バナル」という名称でしたが いわゆるダブルラインですね!
で、ザ・日本人の私がされるとこうなる。
ってか!隣っっ!w ※メイクしてくれた子です。
学校では午前中に先生のデモをして午後に生徒同士でメイクをし合うので毎日こんな状態だから 笑
すっぴんで通学してました。 パリのおしゃれ感なんてゼロです。
舞台系のメイクもあったり
で、私がされるとこうなる。
歌舞くなっw
ちょwww
ホクロたすなw
アンパンマンライン強調すなww
白と黒でだけで陰影をつけてメイクするこんな授業もあり。
老婆のようなメイクをすると気分も落ち込むんです。
だるいような体が重くなったような・・・
メイクってそういうもの。
何故か、私はよく血を垂らされました 笑
ってか、またホクロwww
こっちサイドのメイクばかりあげると特殊メイク専門みたいですが 笑
普通にモード系がメインですけどね!
ファッション学校のショーのメイクを担当したり。
あと ハロウィンとかで流行りの傷メイクとか。
ハロウィンどころの軽いノリではなくて
本気でグロいので 泣 授業中は力が抜けてペンが持てないくらい・・・。
なのでアップは控えます〜
フランス語がロクにわからないくせに
スタージュという研修へ行ったり
仕事してみたり 笑
映画の撮影現場。
学園ものですね。
ここも映画だったな。 赤いチェックの男性が役者さんでヒモっぽい役でした笑
あ、詳しいストーリーとかわかりませんので 笑
映画の仕事はとても苦労しましたね〜 泣
ストーリーに合わせてメイクしなきゃいけないですから 汗
ファッション系の方が なんとなく表現したいことが伝わるので
↑ カメラマンのエドワードに私のメイクが気に入られて よく声をかけてもらいました。
で、です。
ある日のエドワードの仕事の日の事。
いつものように ファッション系の撮影でパリ郊外へ連れて行かれました。
昼間はファッションの撮影をしていて・・・
夜から映画を撮ると。
「5人の男がギャンブルをしていて そこへポリスが来てナンチャラカンチャラ・・・」
との事。
ふむふむ。
そして夜になり 男性のメイクをこなしていると・・・
エドワードから呼び出され・・・
「ユミ!ユミはピストルを持って ナンチャラカンチャラ!」
・・・。
どゆこと??
キャストが来なかったかなんだか知らないけど
ストーリー変更したっぽくて 笑
悪い男たちがポーカーをしているところに参上して
金を巻き上げろ とのお達し。笑
アジアのマフィア的な 笑
そんなに悪い顔してましてん?あたい??
ぁぁ・・そこそこね。
っていつものメイクと違いますからね!汗
おゲイのスタイリストさんにコーディネートしていただきました!
※チラシか何か用にポーズを指定されています。
あげたらキリがないけれど
日本にいたら絶対に体験できないことだらけで刺激的な日々でした。
最後の卒業式。
私の人生で一番太っていた時です 笑 (貧乏すぎて 炭水化物で満腹にしようとしていたから)
最初の2か月くらいは 話せないことに落ち込みすぎて
勇気が出せない自分に泣いたりもしていました。
電気もつけずに家の机に突っ伏して。
でもね、自分ができることしかできないから
それを全力でやろう!そう決めて
やったことはたった2つ。
・笑顔でクラスメイトに挨拶する
・真面目に取り組む
最初は話せないし、相手にされなかったけど
この二つは世界共通なんですね〜!
後半には クラスメイトに「ユミ これやって〜」
と頼られたり
先生に「ユミは一番上手だから この研修へ行ってみる?」とこっそり教えてもらったり・・・。
過去の頑張ったことって
煙たがられることもあるけど
この時があるから 頑張れることもあるし
自分はもっと出来る!って奮い立たせられる。
だって 言葉通じるしね!!
昔話におつきあいいただいて
ありがとうございました〜